专利摘要:

公开号:WO1992017834A1
申请号:PCT/JP1992/000366
申请日:1992-03-26
公开日:1992-10-15
发明作者:Satomi Kaneko
申请人:Kabushiki Kaisha Toshiba;
IPC主号:G06F9-00
专利说明:
[0001] 明細書
[0002] オブジェク ト選択方式 技術分野
[0003] 本発明は、 機器の機能をアイコン等の絵記号で視覚的に表現するときに、 絵 柄として採用すべきもの (以下、 オブジェク トという。 ) を選択するォブジェク ト選択方式に関する。 背景技術
[0004] —例として、 計算機におけるアイコンについて説明する。 あるシステム機能 を表現するアイコンを作成する場合、 まず何を絵柄にするかを決定してからその 絵柄の作成にとりかかる。
[0005] この絵柄に採用するオブジェク トの選択は、 これまでは一般に、 システム開発 者が、 アイコンで表現したいシステム機能と関連性が高い (その機能をよく表し ている) と考えたオブジェク トを採用する方法が取られていた。 例えば、 「文書 作成」 機能を表すアイコンには、 ほとんどの場合、 「書く」 機能をよく表してい るォブジェク 卜であるとして 「鉛筆」 が選ばれてきた。
[0006] また、 従来のォブジヱク ト選択のもう一つの方法として、 システム開発者がシ ステム機能を表現する複数のオブジェク トを絵柄で用意し、 開発するシステムの 対象ユーザに相当する評価者による機能理解性評価を行って、 そのシステム機能 を最も想起させやすいオブジェク トを採用していた。
[0007] システム機能に関連性の高いォブジュク トをシステム開発者が選択するという 前者の従来方法は、 く機能—ォブジェク ト >方向に関連性の高いォブジェク トが 採用されてきたと言える。 しかし実際のアイコン利用環境では、 ユーザはデイ ス プレイ画面に表示されるアイコンに描かれたオブジェク 卜を見て、 そこに意味付 けされている機能を理解している。 これはすなわちくォブジヱク ト→機能〉方向 の想起である。 人間が 2要素 A— B間で各々を連想するときに、 く A→B 〉の想 起と く B→A >の想起では連台強度 (連想されやすさ) が異なるので、 このよう な従来の方法で選択されたォブジェク 卜が利用者にシステム機能を正しく理解さ せるかどうかは保証できない。 そのために、 従来のく機能→ォブジェク 卜 >方向 の想起から選択されたォブジヱク トを採用することによって、 利用者がシステム 開発者の意図とは異なる機能を想起したり、 全く機能を想起できない場合が生じ る
[0008] 実際、 アイコンの絵柄の分かりやすさの評価研究から、 既存のシステムに用い られているアイコンには、 例えば描画ブラ シの選択を意味する 「ハケ」 アイコン、 ファイル管理を表す 「巾着」 アイコン等、 機能のわかりにくいものがあることが 分かっている。
[0009] 一方、 システム開発者の用意したオブジェク ト候補の中から第三者が評価して 適切なォブジ ク トを選択するという後者の従来方法では、 システム開発者の用 意するオブジェク ト候補全てが第三者にとっては不適切なオブジェク トである場 合があり、 このような場合は、 評価対象となるォブジヱタ トの中で最もシステム 機能を想起しやすいオブジェク トを選択することになり、 評価者 (対象ユーザに 相当) にとつて最もシステム機能を想起しやすいォブジヱク 卜を選択することに はならない。
[0010] そこで、 本発明の目的は、 対象とするシステム機能をユーザに正しく理解させ ることのできるォブジヱク 卜を選択することのできるオブジェク ト選択方式を提 供しょうとするものである。 発明の開示
[0011] 本発明によるォブジェク 卜選択方式は、 システムの機能を表現する絵記号の 設計において、 絵柄として採用するオブジェク トを選択する際に、 絵記号での表 示を意図するシステム機能に関連するォブジェク トを想起する第 1の工程と、 想 起された各オブジェク 卜と前記システム機能との関連性を計算する第 2の工程と、 前記関連性に基づき所定の判断規準に従って、 想起された各オブジェク 卜の中の 前記システム機能との関連性の高いォブジヱク 卜を絞り込む第 3の工程と、 絞り 込まれた前記ォブジェク ト各々に関連する機能要素を想起する第 4の工程と、 想 起された各機能要素と、 前記ォブジェク 卜との関連性を計算する第 5の工程と、 前記関連性に基づき所定の判断基準に従って、 前記ォブジェク 卜の中で、 前記シ ステム機能が容易に想起されるォブジュク 卜を選択して、 前記システム機能を表 すオブジェク 卜を決定する第 6の工程とを具備したことを特徴とする。 本発明の ォブジヱク 卜選択方式では、 対象とするシステム機能から想起されるォブジェク 卜をく機能一才ブジヱク ト >の関連性を基に絞り込み、 さらに絞り込んだォブジ ュク トから機能要素を想起するときのくォブジュク 卜—機能 >の関連性を最終的 な選択基準尺度とすることで、 実際のアイコン利用環境に即したオブジェク ト評 価が行え、 対象とするシステム機能をユーザに正しく理解させることのできるォ ブジェク 卜を選択することができる。 図面の簡単な説明
[0012] 図 1は、 本発明に関わる一実施例のォブジュク ト選択方法の流れを示す図。 図 2は、 回答されたォブジェク 卜の関連性スコアグラフと、 候補オブジェク ト として切り分ける判断基準の概念を示す図。
[0013] 図 3は、 実施例 2のシステムの構成を示す図。
[0014] 図 4は、 オブジェク ト選択システムにおける初期画面の一例を示す図。
[0015] 図 5は、 システム制御部の制御の流れを示す図。
[0016] 図 6は、 機能定義制御部の制御の流れを示す図。
[0017] 図 7は、 要求機能ファイルの例を示す図。
[0018] 図 8は、 候補抽出制御部の制御の流れを示す図。
[0019] 図 9は、 候補抽出制御部の制御の流れを示す図。
[0020] 図 1 0は、 オブジェク トデータファイルの例を示す図。
[0021] 図 1 1は、 ォブジュク 卜関連性スコアファイルの例を示す図。
[0022] 図 1 2は、 判定制御部の制御の流れを示す図。
[0023] 図 1 3は、 判定制御部の制御の流れを示す図。
[0024] 図 1 4は、 選択記録ファィルの例を示す図。
[0025] 図 1 5は、 実施例 3のシステムの構成を示す図。
[0026] 図 1 6は、 検索語 -属性値対応表の例を示す図。 発明を実施するための最良の形態 以下、 本発明の詳細を図面を参照して説明する。
[0027] (実施例 1 )
[0028] 図 1は、 本発明に係わる一実施例のォブジェク ト選択方法の流れを示したフロ
[0029] —チャートである。 この実施例では、 計算機システムにおいてシステム機能を表 すアイコンの絵柄に採用するォブジュク トを選択する場合を例に挙げる。
[0030] まず、 アイコンで表現するシステム機能を決定する (ステップ 1 0 1 ) 。 この 場合はアイコン表現するシステム機能を 「文書の保管」 とする。
[0031] 次に、 複数名の被験者を特定し、 決定したシステム機能を被験者に言語手段を もって提示する (ステップ 1 0 2 ) 。 被験者を特定する際、 利用者に理解容易な アイコンを設計するために、 開発するシステムの対象ユーザに相当する者を選ぶ また、 システム機能の呈示では、 その機能の働きを示す一般的な動詞 (あるいは それに目的語を付加したもの) を刺激語として用いる。 呈示手段は、 その刺激語 を被験者に視覚的に呈示 (ディ スプレイ画面表示、 紙に印刷して呈示) するか、 その剌激語を読み上げる。
[0032] 次に、 呈示されたシステム機能に関連するォブジヱク トとして想起.されるもの を各被験者に複数回答させる (ステップ 1 0 3 ) 。 例えば 「文書の保管」 という システム機能に対しては、 フォルダ、 引き出し、 書棚等のオブシエク 卜が回答さ れると考えられる。 ここで回答してもらうオブジェク 卜の数は、 例えば 3つまで とする。 また、 回答手段としては、 被験者自身が紙に書き出す、 あるいは思い付 いたォブジュク トを被験者に言わせこれを記録する方法等いずれでもよい。
[0033] この後、 回答された各ォブジヱク 卜に対し、 システム機能 「文書の保管」 との 関連性を示す重み付けを行う (ステップ 1 0 4 ) 。 ここでは、 各被験者が回答し た 3つのォブジヱク 卜に、 早く回答された順に 3 , 2 , 1の重みを付ける。
[0034] 続いて、 回答された各ォブジヱク ト毎に、 割り当てられた重みの合計点を算出 する (ステップ 1 0 5 ) 。 この合計点をく機能—ォブジヱク 卜 >の関連性スコア (以下オブジェク ト関連性スコア) とする。 すなわち、 各被験者が回答した上記 ォブジュク 卜に対する重み付けを累積することにより、 各システム機能に対する オブジェク 卜の重みのヒストグラムが、 オブジェク 卜関連性スコアとして形成さ れる。 しかる後、 この各ォブジェク 卜関連性スコアから、 所定の判定基準に従って、 システム機能に関連するオブジェク トの絞り込みを行う (ステップ 1 06) 。 こ こでは、 システム機能 「文書の保管」 に対して以下のような回答結果となったと する。
[0035] システム機能 「文書の保管」
[0036] 回答オブジェク ト 01 02 … O n
[0037] オブジェク ト関連性スコア R l R 2 - R n
[0038] 関連性スコアの累計 AR 1 AR 2 … A R n
[0039] 本発明者等の行ったアイコン評価研究では、 このようにォブジヱク 卜を重み得 点の高い順位に並べると、 その得点は指数関数的に減少する。 そこで、 「文書の 保管」 機能に対して回答された全ォブジュク 卜から、 「文書の保管」 機能に強く 閲連するオブジェク トを絞り込むために、 回答オブジェク 卜を図 2に示すように 対象機能と強く関連するもの、 しないものに切り分ける判断基準が必要である。 なお、 図 2に示す例は、 「字を消す」 というシステム機能に対する回答例と関連 度を示すものであり、 図中点線で判断基準を示す。
[0040] ここでは、 ォブジュク ト関連性スコアの高い順から、 関連性スコアの累計が全 体の過半数に達するまでォブジヱク トを選出し、 以降のステップで用いることに する。 具体的には、 上記の結果において、 関連性スコアの累計 AR X力《、
[0041] ARx > = AR n/2 && AR (x— l) < = A R n / 2
[0042] の条件を満たすォブジヱク ト 01〜0 xまでを、 オブジェク ト候補として抽出す 次に、 ステップ 106で候補として選出されたォブジェク 卜を複数の被験者に、 言語的手段をもって提示する (ステップ 1 07) 。 この時、 被験者に関して以下 の点に注意する。
[0043] ( 1 ) ステップ 102の被験者とは異なる被験者の場合: ステップ 1 02の 被験者選択と同様、 開発するシステムの対象ユーザに該当する者を被験者として 選ぶ。
[0044] (2) ステップ 102の被験者と同一被験者の場合: ステップ 1 03からあ る期間 (例えば 1週間以上) をあけて本ステップを行う。 また、 ォブジュク 卜の提示手段は、 ステップ 1◦ 2同様、 視覚的提示でも聴覚 的提示でもよい。
[0045] 次いで、 提示されたォブジュク 卜に関連する機能として想起されるものを各被 験者に複数回答させる (ステップ 1 0 8 ) 。 例えば、 「フォルダ」 というォブジ ュク トに対しては、 「書類をしまう」 「書類を分類 ·整理する」 「開く」 等の機 能が回答されると考えられる。 ここで回答してもらう機能の数、 例えば 3つまで とする。 回答方法としては、 ステップ 1 0 3と同様である。
[0046] この後、 回答された各機能に対し、 オブジェク 卜 「フォルダ」 との関連性を示 す重みを付ける (ステップ 1 0 9 ) 。 ここでは、 ステップ 1 0 4同様、 各被験者 毎に回答された順に各機能に 3 , 2 , 1の重みをつける。
[0047] 続いて、 回答された各機能毎に、 割り当てられた重みの合計点を算出する (ス テツプ 1 1 0 ) 。 この合計点をくォブジェク ト→機能〉の関連性スコア (機能関 連性スコア) とする。 '
[0048] その後、 この各機能関連性スコアから、 所定の判定規準に従って、 システム機 能 「書類を保管する」 を最も想起させやすいオブジェク トを選択する (ステップ 1 1 1 ) 。 ここでは、 あるォブジヱク トに対する機能回答として、 「文書の保管」 に相当する回答があるとき、 その 「文書の保管」 の関連性スコアが、 同じォブジ ュク 卜に対する他の機能回答よりも高い場合、 そのオブジェク 卜を 「文書の保管」 機能を容易に想起させるォブジュク トとして選択する。
[0049] 例えば、 「フォルダ」 「引き出し」 「書棚」 の 3つのオブジェク トを提示した ところ、 以下のような回答結果になったとする。
[0050] ォブジェク 卜 「フォルダ」
[0051] 回答機能 保管する 開く 閉じる
[0052] 機能関連性スコア (降順) 1 2 X ォブジュク ト [引き出し」
[0053] 回答機能 引く 開ける 保管する
[0054] 機能関連性スコア (降順) y 1 y 2 y 3 ォブジヱク 卜 「書棚」
[0055] 回答機能 置く 整理する 飾る …
[0056] 機能関連性スコア (降順) z l z 2 z 3 - なお、 上記 「保管する」 は、 システム機能 「文書の保管」 に相当する機能を表 す。
[0057] この結果は、 「フォルダ」 からは 「保管する」 が最も容易に想起されている力'、 「引き出し」 からは 「保管する」 より も 「引く」 「開ける」 の方が想起されやす く、 また、 「書棚」 からは 「保管する」 という機能は容易には想起されないこと を示している。 この結果に上記の判断基準を用いると、 「文書の保管」 を表す適 切なオブジェク 卜として 「フォルダ」 が選択される。
[0058] なお、 ステップ 1 0 6のオブジェク 卜絞り込みにおいて、 複数のオブジェク ト が選出された場合で、 ステップ 1 1 1の結果、 一方のオブジェク 卜のみが対象シ ステ厶機能のアイコンの絵柄として適切であると判断されるとき、 ステップ 1 〇 6における両ォブジヱク トのく機能—オブジェク ト >の関連性スコアの大小関係 にかかわらず、 ステップ 1 1 1でのくォブジェク ト→機能 >の関連性スコアに基 づく判断結果を最優先する。
[0059] また、 ステップ 1 1 1での最終的なオブジェク 卜の選択において、 「フォルダ」
[0060] 「引き出し」 等複数のォブジュク ト候補のいずれにおいてもシステム機能 「文書 の保管」 との関連性スコアが回答された他の機能の関連性スコアよりも高い場合、 それらォブジェク ト候補全てをシステム機能 「文章を保管する」 を絵柄として適 切なものとて選択してよい。 このように本方式によって最終的に複数のォブジヱ ク 卜が選択される場合、 システム開発者が、 開発するシステムの適用分野や対象 ユーザの特徴等を再び考慮した上で、 それらのォブジヱク 卜のうちの一つを選択 するようにする。
[0061] (実施例 2 )
[0062] 図 3は、 本発明によるォブジヱク 卜の選択方式をコンピュータを用いて実施す るォブジェク 卜選択システムの一実施例を示すブロック図である。 なお、 以下で は、 本システムを利用し、 ォブジェク 卜選択実施のための諸作業を行う者を作業 者、 ォブジェク 卜選択手銃きの中で提示される剌激語に関連するものを想起し、 その入力を行う者を被験者という。 この実施例のシステムでは、 ォブジェク 卜選 択ファイル作成部 2 0 0において、 機能とォブジュク ト間の双方向性の検証を行 い、 選択の妥当性が検証されたォブジェク ト選択データは最終的には選択記録フ マイル 2 2 0にス トアされる。
[0063] 以下、 図 3に示すォブジヱク ト選択システムの各構成ブ口ックについて説明す る ο
[0064] 表示装置 2 0 1は、 各制御部からの出力結果、 作業者および被験者へのメ ッセ ージ、 ォブジュク ト選択上被験者に呈示する剌激語等を画面に表示する。
[0065] 入力装置 2 0 2は、 システムの起動、 終了、 作業の指定、 ファイルの指定等ォ ブジェク ト選択実行上の諸入力、 およびォブジェク ト選択上の被験者の回答の入 力等の操作を行うための装置である。
[0066] システム制御部 2 0 3は、 作業者が入力装置 2 0 2を用いてォブジェク ト選択 システムの起動操作をした時に、 その操作情報を受け取り、 図 4に示すようなメ ニュー表示を行うための表示命令を表示装置 2 0 1へ送る。 そして、 図 5のフロ 一チャートに示すように、 作業者が選択した作業が図 4のメニューのいずれであ るかによって (ステップ 1 2 0 ) 、 1の 「要求機能定義」 であれば機能定義制御 部 2 0 4への起動命令の送信 (ステップ 1 2 1 ) および終了メッセージの受信
[0067] (ステップ 1 2 2 ) が行われ、 2の 「ォブジェク ト候捕抽出」 であれば候補抽出 制御 2 0 5への起動命令の送信 (ステップ 1 2 3 ) および終了メッセージの受信
[0068] (ステップ 1 2 4 ) が行われ、 3の 「ォブジュク ト選択」 であれば判定制御部 2 0 6への起動命令の送信 (ステップ 1 2 5 ) および終了メッセージの受信 (ステ ップ 1 2 6 ) が行われる。 さらに、 判定制御部 2◦ 6から最終的なォブジヱク ト の選択終了メッセ一ジが送られたら、 選択記録ファイル 2 2 0に記録されている 選択されたオブジェク トを選択結果として表示する表示命令を表示装置 2 0 1に 送る (ステップ 1 2 7 ) 。 また、 終了の場合は、 オブジェク ト選択システムを終 了する制御を行う (ステップ 1 2 8 ) 。
[0069] 機能定義制御部 2 0 4は、 入力された要求機能に対し、 後述する要求機能ファ ィル 2◦ 7を形成するための制御を行う。 すなわち、 図 6のフローチヤ一 卜に示すように、 機能定義制御部 204は、 シ ステム制御部 203からの起動命令によって起動されると (ステップ 130) 、 まず、 作業者にォブジュク 卜選択を意図するシステム機能の入力を促すメッセー ジの表示命令を表示装置 201に送る (ステップ 131) 。
[0070] そして、 入力装置 202から、 意図するシステム機能に関する入力情報を受信 すると (ステップ 132) 、 この情報を要求機能ファイル 207に所定の書式に 基づいて登録する (ステップ 133) 。
[0071] このような要求機能入力からファイル登録までの作業は、 入力装置 202から 作業者が入力した 「要求機能ファイル作成終了」 の入力情報を受けるまで繰り返 し行われる (ステップ 134) 。
[0072] そして、 「要求機能ファイル作成終了」 が入力されると、 まず、 要求機能と選 択ォブジヱク 卜との関係がストァされている選択記録フアイル 220に記録され ているシステム機能を参照し、 過去に同様のシステム機能に対して選択されたォ ブジェク 卜があるかどうかを確認する (ステップ 135) 。
[0073] ここで、 選択記録ファイル 220に、 同様のシステム機能がない場合は、 シス テム制御部 203に制御を戻す (ステップ 136) 。
[0074] —方、 選択記録ファイル 220に、 同様のシステム機能がある場合は、 そのォ ブジヱク トを作業者に表示し、 以下に示す (1) 、 (2) のいずれかを選択させ る (ステップ 137) 。
[0075] ( 1 ) 新規に入力したシステム機能である要求機能を取り消す。
[0076] (2) 新規に入力したシステム機能に関して、 ォブジュク 卜選択作業を行う。 そして、 (1) が選択された場合は、 要求機能ファイル 207から作業者に指 定された新規システム機能を削除し (ステップ 138) 、 制御をシステム制御部 203に戻す (ステップ 136) 。
[0077] また、 (2) が選択された場合は、 そのまま機能定義制御を終了し、 制御をシ ステム制御部 203に戻す (ステップ 136) o
[0078] 要求機能フアイル 2◦ 7は、 作業者がアイコン表現を意図しているシステム機 能をテキスト形式で記述したものをバッファメモリとしてストアし、 目的に応じ て複数のファイルに分けることが可能である。 要求機能フアイルの一例を図 7に 示す。
[0079] 次に、 図 8および図 9に分割して示す一連のフローチャー トを参照して、 候補 抽出制御部 2 0 5の動作について説明する。
[0080] 候補抽出制御部 2 0 5は、 システム制御部 2 0 3から送られる起動命令を受け ると (ステップ 1 4 0 ) 、 まず、 既存の要求機能ファイル群の中から対象とする 要求機能フアイル 2 0 7を指定するように促すメッセージを表示装置 2 0 1に表 示させる (ステップ 1 4 1 ) 。
[0081] 次に、 入力装置 2◦ 2からの入力情報 (指定ファイル) を受信すると (ステツ プ 1 4 2 ) 、 オブジェク トの回答数 nをゼロとして (ステップ 1 4 3 ) 、 受信し た指定情報を基に、 対象とする要求機能フアイル 2 0 7の内容をメモリに読み込 み、 指定されたファイル中の機能の一つを表示装置 2 0 1に表示する命令を送る (ステップ 1 4 4 ) 。
[0082] そして、 表示されたシステム機能から被験者が連想したォブジヱク トを回答と して入力すると、 そのオブジェク ト情報を入力装置 2 0 2を介して受信し (ステ ップ 1 4 5 ) 、 このオブジェク ト情報をォブジェク トデータファイル 2 0 8に記 録する (ステップ 1 4 6 ) 。
[0083] この後、 ォブジヱク トの回答数 nを 1増やして (ステップ 1 4 7 ) 、 同一機能 に対するォブジヱク 卜の回答数が 3となるまで上記処理を繰り返す (ステップ 1 4 8 ) o
[0084] そして、 同一機能に対するオブジェク 卜の回答を 3回繰り返すと、 対象となつ ている要求機能フアイル 2 0 7の中の全ての要求機能を提示したか否かを判断し (ステップ 1 4 9 ) 、 他の要求機能がある場合は、 上記ステップ 1 4 3からの処 理を繰り返し、 次の機能の提示を行って、 同様な回答ォブジュク トの記録制御を 行う。
[0085] このようにして、 対象となっている全ての要求機能の提示が終了したならば、 所定の被験者数に達するまで、 上記ステップ 1 4 3からの処理を綠り返し、 次の 被験者に対する同様な回答オブジェク トの記録制御を行う (ステップ 1 5 0 ) 。 そして、 作業者が、 回答を行った被験者数が所定数に達したと判断して 「ォブ ジュク 卜回答の終了」 の入力操作を行うと、 その入力情報を受けて、 候補抽出制 御部 2◦ 5は、 次にォブジヱク 卜関連性スコア算出部 2 0 9を起動する (ステツ プ 1 5 1 ) 。
[0086] この後、 ォブジュク 卜関連性スコア算出部 2 0 9から関連性スコア算出終了の メ ッセージを受けると (ステップ 1 5 2 ) 、 続いて候補判定部 2 1 0を起動する (ステップ 1 5 3 ) 。
[0087] そして、 候補判定部 2 1 ◦から判定終了のメ ッセージを受けると (ステップ 1 5 4 ) 、 ォブジュク ト候補抽出制御を終了し、 制御をシステム制御部 2 0 3に戻 す (ステップ 1 5 5 ) 。
[0088] なお、 オブジェク トデ一夕ファイル 2 0 8は、 例えば、 図 1 0に示すように、 表示装置 2 0 1に提示された機能 (字を消す、 計算する、 図を描く等) に対して、 回答されたオブジェク ト (消しゴム、 修正液、 電卓、 定規等) を記録するための ものである。
[0089] また、 オブジェク 卜関連性スコア算出部 2 0 9は、 候補抽出制御部 2 0 5から の起動命令を受けて、 まずォブジヱク トデータファイル 2◦ 8の内容をメモリに 読み込み、 回答された各オブジェク トについて、 システム機能からの関連性スコ ァを計算する。 計算の仕方は前述した (実施例 1 ) での関連性スコア計算方法と 同様に、 以下のように行う。
[0090] ( 1 ) あるシステム機能に対して各被験者が回答した 3つのオブジェク トに対 し、 入力された順に 3 , 2 , 1と重みをつける。
[0091] ( 2 ) 各ォブジヱク 卜について、 割り当てられた重みを合計する (合計点-各 オブジェク 卜の関連性スコア) 。
[0092] そして、 このようにして算出したオブジェク 卜関連性スコアを、 例えば、 図 1 1に示すように、 機能 (字を消す、 計算する、 図を描く等) 毎の各ォブジュク 卜 およびそのスコア値 (消しゴム 32、 修正液 17、 取消線 13等) として、 ォブジェク ト関連性スコアファィル 2 1 1 に記録し、 最後に候補抽出制御部 2 0 5に、 ォブ ジュク ト関連性スコア算出終了メ ッセージを送信して処理を終了する。
[0093] 候補判定部 2 1 0では、 候補抽出制御部 2 0 5からの起動命令を受けて、 まず オブジェク 卜関連性スコアファイル 2 1 1の内容を読み込み、 あるシステム機能 から回答されたォブジェク 卜の中で、 高い関連性スコアのォブジヱク トを、 全体 の関連性スコアの過半数を占めるまで選択する。 具体的には、 例えば、 あるシス テム機能 (F u n c t i o n _ A) に対して、 以下の結果が得られたとする。
[0094] システム機能 F u n c t i o n— A
[0095] 回答オブジェク 卜 01 02 … O n オブジェク ト関連性スコア (降順) R l R 2 … R n 関連性スコアの累計 AR 1 A R 2 … A R n このとき、 関連性スコアの累計
[0096] AR x > =AR n/2 && AR (x— 1) く =AR nZ2
[0097] の条件を満たすオブジェク ト 01〜0 Xまでを、 オブジェク ト候補として抽出す る o
[0098] 以上の手続きによって判断されたォブジェク 卜に対し、 オブジェク ト関連性ス コアファイル 21 1中に候補ォブジェク トフラグを付け、 最後に、 候補抽出制御 部 205に、 候補抽出終了メ ッセージを送信し、 処理を終了する。
[0099] 次に、 図 1 2および図 13に分割して示す一連のフローチヤ一卜を参照して、 判定制御部 206の動作について説明する。
[0100] 判定制御部 206は、 システム制御部 203から送られる起動命令を受けると (ステップ 1 60) 、 まず既存のオブジェク ト関連性スコアファイル 21 1の中 から対象とするォブジュク 卜関連性スコアフアイルを指定するよう作業者に促す メ ッセージを表示装置 201に表示させる (ステップ 161) 。
[0101] 次に、 入力装置 202からォブジェク 卜関連性スコアファイルの指定情報を受 信すると (ステップ 162) 、 回答数 nをゼロとして (ステップ 163) 、 入力 情報を基に、 対象とするォブジヱク ト関連性スコフファイル 21 1にアクセスし、 ファイル中で候補ォブジェク トフラグのついたォブジヱク 卜の一つを表示装置 2 01に表示して被験者に提示する (ステップ 164) 。
[0102] そして、 被験者が表示されたオブジェク 卜から想起した機能を回答して入力す ると、 その機能情報を入力装置 202を介して受信し (ステップ 165) 、 機能 データファイル 21 2に記録する (ステップ 166) 。
[0103] この後、 ォブジヱク 卜の回答数 πを 1増やして (ステップ 167) 、 同一ォブ ジェク 卜に対する機能の回答数が 3となるまで上記処理を繰り返す (ステップ 1 6 8 ) 。
[0104] そして、 同一オブジェク 卜に対する機能の回答を 3回繰り返すと、 対象となつ ているオブジェク ト関連性スコフファイル中の候補オブジェク 卜フラグの付いた ォブジヱク 卜の中で未提示のものがあるか否か、 すなわち候補抽出をパスしたォ ブジヱク トを全て提示したか否かを判断し (ステップ 1 6 9 ) 、 未提示のォブジ ェク 卜がある場合は、 上記ステツプ 1 6 3からの処理を繰り返し、 次のオブジェ ク 卜の提示を行って、 同様な機能回答の記録制御を行う。
[0105] このようにして、 対象となっている全てのオブジェク 卜の提示が終了したなら ば、 所定の被験者数に達するまで、 上記ステップ 1 6 3からの処理を繰り返し、 次の被験者に対する同様な回答機能の記録制御を行う (ステップ 1 7 0 ) 。
[0106] そして、 作業者が、 回答を行った被験者数が所定数に達したと判断して 「機能 回答の終了」 の入力操作を行うと、 その入力情報を受けて、 判定制御部 2 0 6は、 次に機能関連性スコア算出部 2 1 3を起動する (ステップ 1 7 1 ) 。
[0107] しかる後、 機能関連性スコア算出部 2 1 3から、 関連性スコア算出終了のメッ セージを受けると (ステップ 1 7 2 ) 、 選択オブジェク ト判定部 2 1.4を起動し (ステップ 1 7 3 ) 、 さらに、 この選択ォブジヱク 卜判定部 2 1 4から判定終了 のメ ッセージを受けると (ステップ 1 7 4 ) 、 判定制御を終了し、 制御をシステ 厶制御部 2 0 3に戻す (ステップ 1 7 5 ) 。
[0108] なお、 機能データファイル 2 1 2は、 提示されたォブジヱク 卜に対して回答さ れた機能を記録したものである。
[0109] また、 機能関連性スコア算出部 2 1 3は、 判定制御部 2 0 6からの起動命令を 受けて、 機能データファイル 2 1 2の内容を読み込み、 回答された各機能の関連 性スコアを計算する。 計算の仕方は、 (実施例 1 ) での関連性スコア計算方法に 基づいて、 以下のように行う。
[0110] ( 1 ) あるォブジヱク トに対して各被験者が回答した 3つの機能に対し、 入力 された順に 3 , 2 , 1と重み付ける。
[0111] ( 2 ) 各機能について、 割り当てられた重みを合計する (合計 =各機能の関連 性スコア) 。
[0112] そして、 上記のように算出した機能の関連性スコアの値を一定の書式にしたが つて、 機能関連性スコアファイル 2 1 5に記録し、 最後に判定制御部 2 0 6に、 機能関連性スコア算出終了メ ッセージを送信し、 処理を終了する。
[0113] 選択ォブジュク ト判定部 2 1 4では、 判定制御部 2 0 6からの起動命令を受け て、 まず機能関連性スコアファイル 2 1 5の内容を読み込み、 あるォブジェク 卜 から回答された機能のうち、 意図したシステム機能がそのオブジェク 卜から回答 された全機能の中で最も関連性スコアの高い機能であるォブジェク トを、 最終選 択するオブジェク トとし、 オブジェク ト関連性スコアファイル 2 1 5中に選択ォ ブジエク 卜フラグをつける。
[0114] さらに選択記録フアイル 2 2 0に、 選択されたオブジェク トとその対象となつ たシステム機能を記録する。 そして最後に判定制御部 2 0 6に、 選択オブジェク ト判定終了メ ッセージを送 ί言し、 処理を終了する。
[0115] この場合、 機能→ォブジヱク トによる検証と、 ォブジヱク ト→機能による検証 とでは、 後者による検証結果を優先して上記選択記録ファイル 2 2 0にス トァす るが、 前者による検証結果を補助的情報として一緒にストァするようにしてもよ い。 .
[0116] 選択記録フアイル 2 2 0には、 対象としたシステム機能と選択されたオブジェ ク トの関係を相補的に検証したォブジヱタ トの選択結果が、 例えば、 図 1 4のよ うな書式のファイルで記録される。 この選択記録フアイル 2 2 0にス トアされた 所定の機能に対するオブジェク 卜の選択結果は、 以後、 ユーザーが機能に対する オブジェク トを決めるのに相補的な情報として用いられる。
[0117] 上記の実施例中では、 一つのシステム機能に関してォブジェク トを選択する際 に、 オブジェク トデータファイル 2 0 8、 オブジェク 卜関連性スコアファイル 2 1 1、 機能データファイル 2 1 2、 機能関連性スコアファイル 2 1 5の 4つのデ —夕ファイルが作成される。 これらのデ一夕ファイルは、 最終的なオブジェク ト が選択された後は、 参照される可能性は少ないため、 ある期間経過後、 自動的に 消去する等の方法をとつても良い。
[0118] 上記の実施例中では、 被験者の入力する回答をそのままデ一夕として算出部が 読み込んでいるが、 この場合、 被験者は想起したォブジュク トあるいは機能を入 力する際、 制限された表現で入力しなければならない。 例えば、 「フォルダ」 ォ ブジェク 卜に対し、 「書類をしまう」 と想起する被験者と 「文書を保存する」 と 想起する被験者がいる場台に, どちらも想起したままの言語表現で機能を回答し たのでは、 システム側ではそれらの機能がいずれも 「文書の保管」 と同義である とは判断しないため、 それぞれの被験者に 「文書を保管する」 という表現に変え させて入力させなければならせない。
[0119] このような入力時の煩わしさを解消するため、 被験者間の回答の同異義の判断, 対象とするシステム機能との同異義の判断を行う日本語処理部を付加しても良い { この日本語処理部は、 例えば、 マッチング処理部と同義語辞書から構成され、 被 験者の入力語の同義、 異義を判断する。
[0120] さらに上記の実施例では、 想起する主体は被験者であり、 ォブジュク 卜選択シ ステムはその他の作業、 すなわち、 想起する対象と想起された要素の間の関連性 スコアから適切なォブジヱク トを選択する作業を行っている。 しかしながら、 被 験者が行う想起の部分を計算機上で構築された連想記億ネッ 卜ワークを用いても 良い。 例えば、 所定の数の被験者反応パターンを学習させたニューラルネッ 卜ヮ ークを連想記憶ネッ 卜ワークとして用いる。 この場合ニューラルネッ 卜ワークは、 予め入力されている複数の被験者の反応から最も起こりやすい連想パターンを出 力するので、 上記 (実施例 2 ) 中に示したオブジェク 卜データファイル 2 0 8か ら機能関連性スコアファイル 2 1 5までの各プロックは不要となる。
[0121] (実施例 3 )
[0122] 上述した (実施例 2 ) では、 選択記録ファイル 2 2 0に、 あるシステム機能に 対して選ばれたオブジェク トが記録される。 これにより、 将来同じシステム機能 に対してォブジヱク ト選択が行われようとするときに、 選択記録ファイル 2 2 0 内の過去に選択されたオブジェク 卜を検索し、 利用者 (システム開発者) に提示 し、 同じシステム機能に関するォブジヱク ト選択の手間を省いている。
[0123] しかしながら、 選択記録ファイル 2 2 0をより有効に活用する方法として、 本 ォブジュク ト選択システムとアイコン絵柄データベースシステムとの接続が考え られる。 両者の接続により、 アイコンの絵柄に採用するォブジヱク 卜の決定から 実際の絵柄の作成までのアイコン作成工程を一貫支援するシステムを実現できる < 具体的な実施方法を以下に示す。 図 1 5は、 このようなアイコン作成支援シテスムのー実施例を示すプロック図 である。 ただし、 ォブジヱク ト選択ファイル作成部 2 0 0の構成は、 上記実施例 で説明したので、 図 1 5にはォブジェク ト選択フアイル作成部 2 0 0の詳細は図 示せず、 選択記録ファイル 2 2 0のみを示す。
[0124] 表示装置 3 0 1は、 アイコン作成支援システムから利用者へのメ ッセージ、 検 索するォブジヱク 卜名の表示、 検索ォブジヱク 卜に該当するアイコンの絵柄の表 示等を行う。 また入力装置 3 0 2は、 利用者からアイコン作成支援システムへの 指示、 システム機能の入力、 ビッ トマップ画像の編集操作等を行うための装置で この入力装置 3 0 2から入力されたシステム機能は、 要求機能記憶部 3◦ 3に 記憶される。 そして、 機能検索部 3 0 4は、 この要求機能記憶部 3 0 3に記憶さ れたシステム機能が、 選択記録ファイル 2 2◦に記憶されているかを検索する。 検索の結果、 このシステム機能が記録されていれば、 そのシステム機能に対して 選択されたオブジェク ト (一つあるいは複数) を検索オブジェク ト記憶部 3◦ 5 に送り、 オブジェク ト検索部 3 0 6によるアイコンライブラリ 3 0 7の検索を行 う。 また、 同時に表示装置 3 0 1に該当オブジェク トをリス 卜表示し、 それらの ォブジェク 卜に関して現在絵柄を検索中であることをメ ッセージ表示する。
[0125] 一方、 入力されたシステム機能が選択記録フアイル 2 2◦に記録されていなけ れば、 表示装置 3 0 1によって、 その旨をメ ッセージで利用者 (システム開発者)
[0126] (こ 不"" 9 る。
[0127] ォブジヱク ト検索部 3 0 6は、 アイコンライブラリ 3 0 7中で、 検索ォブジェ ク ト記憶部 3 0 5に記憶されたォブジェク トを属性として持つビッ トマップファ ィルを検索する。 この時、 検索支援部 3 0 8から、 検索語 -属性碴対応表 3 0 9 で定義されている検索語の属性値が入力される。 すなわち、 検索ォブジ ク ト記 憶部 3 0 5に 「鉛筆」 が記憶された場合、 検索語-属性値対応表 3 0 9で定義さ れている 「鉛筆」 の属性 it " P e n c i 1 " を持つビッ 卜マップファイルをアイ コンライブラリ 3 0 7から検索する。
[0128] そして、 該当するファイルがあれば、 それらを全て絵柄候補記憶部 3 1 ◦に記 憶する。 一方、 アイコンライブラリ 3 0 7中に、 検索ォブジヱク トを属性として 持つビッ 卜マップファイルがない場合は、 表示装置 301からその旨をメ ッセー ジで表示し、 絵柄編集器 31 1の実行あるいはシステムの終了を利用者に選択さ せる。
[0129] なお、 検索語 -属性値対応表 309は、 選択記録ファイル 220に記録された オブジェク 卜名と、 アイコンライブラリ中のビッ トファィルの属性値として定義 するために簡略化した名前とを、 例えば、 図 16に示すように、 (鉛筆: p e n c i l ) 、 (消しゴム : e r a c e r ) 、 (書類: d o c u ) 、 (ごみ箱: t r a s h b) のように対応付ける表である。
[0130] また、 アイコンライブラリ 307は、 選択記録フアイル 220に記録されてい る全てのオブジェク 卜について、 それぞれ数種類の絵柄がビッ トマップファイル で用意されたものである。 これらのファイルは全て絵柄に描かれたォブジヱク 卜 によって識別可能なように用意されなければならない。 最も簡単な識別方法とし て、 ファイル名による識別がある。 例えば 「鉛筆」 について 3つのビッ 卜マップ ファイルを作成したときに、 検索語一属性値対応表 309に、
[0131] 鉛筆: P e n c i 1
[0132] と定義し、 作成した個々のファイル名を
[0133] P e n c i 1 1. b t f
[0134] P e n c i 1 2. b t f
[0135] P e n c i 1 3. b t f
[0136] とする。 これにより、 オブジェク 卜検索部 306は、 検索支援部 308から入力 される検索語一属性値対応表 309によって、 検索ォブジュク 卜 「鉛筆」 の属性 値として "P e n c i に を認識し、 "P e n c i に を含むファイル名をアイ コンライブラリ 307から抽出する。 このビッ トマップファイル名は、 絵柄候補 記憶部 31 0に記憶され、 表示制御部 31 2によって、 表示装置 30 1に抽出さ れた全てのビッ トマップファイルの絵柄が表示される。 そして、 次ステップとし て、 例えば、 以下の 3つのいずれかを利用者 (システム開発者) に選択させる。
[0137] ( 1 ) 表示された絵柄の一つを外部記憶装置にコピーする。
[0138] (2) 表示された絵柄の一つを修正する。
[0139] (3) 表示された絵柄を使用せず、 新規に絵柄を作成する。 これに対し利用者の反応が 「表示された絵柄の一つを外部記憶装置にコピーす る。 」 の場合は、 利用者が ϋ択した絵柄のビッ 卜マップファイルを利用者が指示 した外部記憶装置に送出する。 また、 「表示された絵柄の一つを修正する。 」 の 場台は、 利用者が選択した絵柄のビッ トマップファイルを読み込み、 絵柄編集器
[0140] 3 1 1を起動する。 また、 「新規に絵柄を作成する。 」 の場合は、 単に絵柄編集 器 3 1 1を起動させる。
[0141] そして、 絵柄編集器 3 1 1によって、 指定されたサイズの長方形中のドッ 卜を 埋めて絵柄を作成し、 この絵柄をビッ トマップファイル 3 0 7に保存する。 前記 例では、 「P e n c i l 4 . b t f 」 のファイル名で保存される。
[0142] 以上に示した、 アイコンデザイン一貫支援システムの実施例では、 開発するシ ステムの機能を入力することにより、 その機能をよく表すォブジェク 卜の絵柄が 複数表示されるので、 その中から適当な絵柄のビッ トマップファイルをそのまま、 あるいは手直しして利用できる。 これにより、 アイコン作成工程における開発コ ス トを従来に較べて大幅に軽減することができる。
[0143] ただし、 開発するシステムにおいては、 オブジェク ト選択によらなくても、 規 程上、 あるいは過去の経験上から特定のシステム機能に対応するォブジュク ト
[0144] (あるいは基本デザイン) が決まっている場合も考えられる。 そのような場合に、 ォブジェク ト選択過程を省略できるように、 編集器を設けて、 上記のような関係 にあるシステム機能とォブジュク トを選択記録フアイル 2 2 0に追加定義しても よい。 あるいは、 入力装置 3 0 2を用いてそのォブジヱク 卜名を入力することに よって、 そのオブジェク 卜名が検索オブジェク ト記憶部 3 0 5に直接記憶される ようにしてもよい。 後者の方式をとる場合は、 絵柄検索開始 (検索語入力) 時に、 システム機能から検索するか、 オブシエク 卜から検索するかを利用者に尋ねるよ うにする。 産業上の利用可能性
[0145] 以上のように、 本発明にかかるォブジェク ト選択方式は、 実際の利用環境に 即したォブジヱク 卜の選択が行えるため、 ユーザがシステム機能を正しく理解で きるようなォブジェク トを、 高い ί言頼性で選択することができ、 コンピュータシ ステムのアイコンの選択方式等として好適である,
权利要求:
Claims請求の範囲
1 . システムの機能を表現する絵記号の設計において、 絵柄として採用するォ ブジェク トを選択する際に、
絵記号での表示を意図するシステム機能に関連するォブジュク トを想起する第 1の工程と、
想起された各ォブジ ク 卜と前記システム機能との関連性を計算する第 2のェ 程と、
前記関連性に基づき所定の判断規準に従って、 想起された各才ブジュク 卜の中 の前記システム機能との関連性の高いオブジェク トを絞り込む第 3の工程と、 絞り込まれた前記オブジェク ト各々に関連する機能要素を想起する第 4の工程 と、
想起された各機能要素と、 前記ォブジェク 卜との関連性を計算する第 5の工程 と、
前記関連性に基づき所定の判断基準に従って、 前記ォブジュク 卜の中で、 前記 システム機能が容易に想起されるォブジヱク 卜を選択して、 前記システム機能を 表すォプジュク トを決定する第 6の工程と
を有することを特徴とするォブジュク 卜選択方式。
2 . 請求項 1記載のォブジュク ト選択方式において、
前記第 1の工程および前記第 4の工程における想起が、 複数の観点から実施さ れることを特徴とするオブジェク選択方式。
3 . 請求項 1記載のォブジェク ト選択方式において、
前記第 2の工程および前記第 5の工程において想起される各々の要素に重み付 けをする際に、 想起する対象と想起される要素の間の関連の強さ、 反応時間や反 応順位、 反応頻度など連想強度の指標を用 L、て得点化することを特徴とするォブ ジュク ト選択方式。
4 . 請求項 1記載のォブジヱク ト選択方式において、
システムの機能に対して選択されたォブジヱク トをフアイルに登録する工程と、 要求されたシステムの機能に対するオブジェク トの選択作業実行前に、 前記フ アイルを検索し、 該要求されたシステムの機能に対応するオブジェク 卜が登録さ れている場合は該ォブジュク トを提示する工程と
を具備したことを特徴とするオブジェク ト選択方式。
5 . システムの機能を表現する絵記号として採用するオブジェク 卜を選択する ォブジェク 卜選択方式において、
所定の機能とこれに対応すべきォブジュク 卜とを前記機能に基づき適合ォブジ ェク トを検証する第 1の検証と、 この第 1の検証により特定されたォブジヱク ト から適台する機能を検証する第 2の検証とを行い、 機能とォブジェク ト間の検証 を相補的に行うことにより特定機能に対するオブジェク トを選択することを特徴 とするォブジェク 卜選択方式。
6 . 請求項 5記載のォブジヱク ト選択方式において、
所定機能に対応するオブジェク トを特定するに際し、 前記第 2の検証結果を前 記第 1の検証結果に対して優先させ、 ォブジュク 卜の選択を行うことを特徴とす るォブジヱク 卜選択方式 n
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同族专利:
公开号 | 公开日
DE4290953T1|1993-04-01|
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法律状态:
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1993-04-01| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 4290953 Country of ref document: DE |
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JP3/65164||1991-03-29||US07/938,152| US5617120A|1991-03-29|1992-03-26|Two-relation icon ranking and selecting method|
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